XJR400R(4HM)エンジンがかからない⁉セルモーター分解洗浄 Part 1

バイク
スポンサーリンク

今回のブログは、愛車XJR400Rの「セルモーターの分解洗浄」についてです。

いきなりですが、先日、バイクのエンジンがかからなくなりました。。。
症状は後程詳しく書きますが、セルを押してもエンジンがかからず、「カチッ!カチッ!」という音しかしませんでした。毎日、通勤で使っているのでかなり焦りましたね。ちなみに、押し掛けすればエンジンはかかりました。

同じような症状でお困りの方に、是非、読んで頂きです!
一度ですべてを書ききれないので、2回に分けて書きたいと思います。
Part1では、車体からセルモーターを取り外すところまで、Part2で、セルモーターの分解洗浄と一部のパーツ交換を書いていこうと思います。

準備する物

●10mmのスパナ
●10mmのラチェットソケット
●汚れても良いタオルやウエス

症状

セルモーターが回らなくなるまでに、1ヶ月前ぐらいから予兆はありました。
最初の症状は、数回に1回ぐらいの頻度でセルを押してもエンジンがかからず、少し車体を動かしてからセルを押すとセルモーターが回りエンジンはかかってました。僕もそれほど気にはしておらず、そのままの状態でバイクに乗っていましたが、セルでエンジンがかからなく頻度が日に日に増していき、最終的に全くかからなくなりました。毎回押し掛けする訳にもいかないので、いつもお世話になっている2りんかんに持って行きみてもらいました。電話で症状を伝えた際に、「恐らくバッテリー関係だろう」と店員さんに言われ、僕もそうだと思っておました。実際、電圧を計ってみると、バッテリーは正常!!ピット長さんも「んっ!?、バッテリーじゃないな・・・」、次に、セルモーターに繋がっている配線部分の電圧を計ってみると正常、ちゃんと通電してました。ということは、原因は「セルモーター」という見解になりました。原因がわかったので、セルモーターの交換だけなら難しくないということを教えて頂き、セルモーターを丸々交換する為に部品を注文しに行ったところ、一部の部品が生産終了となっており丸々交換することで出来ないということが判明。古いバイクのあるあるですね!(笑)
バイクが生産されて10年ぐらいが経過すると、部品も生産されなくなることがあると聞いたことがあります。
と言うことで、セルモーターの中に「ブラシ」という部品がり、これが消耗してくるセルモーターが動かなくなりエンジンがかからなくなるということを教えて頂き、セルモーターが動かなくなる要因で一番多い原因の1つということで、分解し「ブラシ」を交換するという経緯になりました。
ちなみに、こちらが「ブラシ」という部分です↓↓

新品

赤↑の部分が消耗し減っていくと、セルモーターが回りにくくなります。左画像が新品、右画像が使っていたブラシです。ブラシの長さが全然違いますね。
ということで、このブラシの交換のついでに、他のパッキンやO-リング、ワッシャーなどを交換していこうと思います。


セルモーターの外し方

1,まず最初にセルモーターの場所ですが、車体左側から見てキャブレターの下辺りにあります。

2,次に、セルモーターに繋がっている配線を外します。配線がナット2つで挟んで固定されているので、下画像の部分の上の方のナットを10mmのスパナで外し、配線を外します。非常に狭いスペースでの作業になるので、外したナットを無くさないように気を付けて下さい。ちなみに、僕は手の間隔だけてナットを外していたら、どっかに転がってしまい無くしちゃいました!(笑)

3,続いて、この2ヶ所のボルトを10mmのラチェットソケットを使い外します。

4,ボルトを外したら、セルモーターを細かく左右に動かしながら引き抜きます。左右に動かせるスペースもあまりないのでちょっと大変です。セルモーターの先端に少しオイルが付いているので、準備したタオルやウエスを使って下さい。こちらが、セルモーター本体です↓↓

まとめ

Part1はここまでです。セルモーターを外すだけなら、それほど難しくないと思います。Part2で、このセルモーターを分解し中の部品の交換をしていきます。ちなみにですが、先程、ブラシ部分が消耗してくるとセルモーターが回りにくくなると説明しましたが、ブラシが正常でもセルモーターの中がカーボンなどで汚れていると、セルモーターの動きが悪くなるみたいです。定期的に分解洗浄をした方がよさそうですね
Part2はこちら↓↓

XJR400(4HM)エンジンがかからない⁉セルモーター分解洗浄 Part2

ではでは(^_-)-☆

コメント

タイトルとURLをコピーしました